記事: 天然ダイヤ・ラボダイヤ・モアサナイト・ジルコンの違い。何が同じで、何が違うのか。

天然ダイヤ・ラボダイヤ・モアサナイト・ジルコンの違い。何が同じで、何が違うのか。
一言で言うと、こういうことです。
ダイヤモンドに似た輝きを持つ石は、いくつか存在します。ラボグロウンダイヤモンド・モアサナイト・キュービックジルコニア(ジルコン)。どれもキラキラと輝き、一見似ているように見えますが、その正体は全く異なります。
天然ダイヤとラボダイヤは、肉眼でもルーペレベルでもプロが見ても区別がつかない。
モアサナイトとジルコンは、慣れれば簡単にわかる。
これが最大の違いです。
天然ダイヤモンドとラボグロウンダイヤモンド

天然ダイヤモンドとラボグロウンダイヤモンドは、化学成分も結晶構造も全く同じです。どちらも炭素原子が規則正しく結晶化したもので、硬度・屈折率・輝きに至るまで同一です。
両者の違いを見分けるには、専用の判定機器が必要です。ラボダイヤを生成する過程でわずかに入る微細な変化を、専門の機器で検出することで区別できます。肉眼はもちろん、10倍ルーペでも、熟練した宝石商の目でも、見た目だけでは判別できません。
また、鑑定書が発行されるのはラボグロウンダイヤモンドのみです(天然ダイヤモンドにも鑑定書は付きますが)。IGIなどの鑑定機関が科学的にグレードを証明する点も、ラボグロウンダイヤモンドが「本物のダイヤモンド」として認められている証拠です。
モアサナイト

モアサナイトは、ダイヤモンドよりも屈折率が高い石です。もともとは隕石の中から発見された地球外の鉱物ですが、現在市場に出回っているほとんどのモアサナイトは人工的に合成されたものです。
モアサナイトの成分は炭化ケイ素(SiC)。ダイヤモンドが炭素(C)でできているのとは根本的に異なる物質です。アメリカ連邦取引委員会(FTC)もモアサナイトをダイヤモンドとは認めておらず、あくまで「モアサナイト」として市場に流通しています。
屈折率が高いため一見キラキラして見えますが、実際にダイヤモンドと並べてみると輝き方が異なります。ダイヤモンドの輝きは白い光(ブリリアンス)と虹色の光(ファイア)のバランスが美しいのに対し、モアサナイトは虹色が強すぎる「七色っぽさ」が目立つことがあります。
キュービックジルコニア(CZ)

キュービックジルコニア(CZ)は、二酸化ジルコニウムに酸化カルシウム・酸化マグネシウム・酸化イットリウムなどを混ぜて結晶化させた人工石です。セラミックの素材としても使われる物質で、ダイヤモンドの代替品として安価なアクセサリーに広く使われています。
成分も製造方法もダイヤモンドとは全く異なり、硬度もダイヤモンドの10(モース硬度)に対してCZは約8.5と低め。耐久性でも大きな差があります。
見分け方
天然ダイヤモンドとラボグロウンダイヤモンドの区別には専用の判定機器が必要ですが、モアサナイトとキュービックジルコニアはある程度慣れれば見分けることができます。
モアサナイトとジルコンは、硬度が低いため研磨の仕上げが甘くなりやすく、面(ファセット)の稜線がだれて見えることがあります。側面(ガードル)の部分から見ると特にわかりやすく、ダイヤモンドのシャープな稜線と比べると、丸みを帯びた印象になります。
慣れてくると、肉眼でも「何か違う」と感じるほどの差があります。
まとめ:ラボグロウンは「本物のダイヤモンド」

モアサナイトやジルコンは「ダイヤモンドに似た石」であり、ダイヤモンドではありません。一方ラボグロウンダイヤモンドは、成分も構造も天然ダイヤモンドと全く同じ、正真正銘のダイヤモンドです。
「ラボだから偽物」という認識は、もう古い考え方です。生まれた場所が違うだけで、そこに宿る輝きは本物です。NAYAはその正しい情報を伝えながら、高品質なラボグロウンダイヤモンドをお届けしています。
