
なぜ、急速にラボグロウンダイヤモンドは広まったのか?3つの要因。
2022年頃まで、ラボダイヤはまだ「知る人ぞ知る存在」だった。

ラボグロウンダイヤモンドの存在は、宝飾業界では以前から知られていました。しかし2022年頃まではまだ価格が高く、マーケットへの普及も限定的。「ラボダイヤって何?」という状態が続いていました。それがなぜ、これほど急速に世界中に広まったのか。そこには3つの大きな要因があります。
要因1:ロシア・ウクライナ戦争による原石の供給停止

2022年2月に始まったロシア・ウクライナ戦争は、ダイヤモンド業界に大きな地殻変動をもたらしました。欧米各国がロシア産ダイヤモンド原石の輸入を全面禁止したのです。
ロシアはアルロサ社を中心に、世界のダイヤモンド原石生産量の約30%を占める世界最大の産出国のひとつ。その供給が突然止まったことで、最も打撃を受けたのがインドでした。
世界のダイヤモンド研磨の約90%を担うインドにとって、ロシア産原石の停止は死活問題です。原石がなければ研磨業者は仕事を失います。そこでインドの研磨業者たちが一斉に目を向けたのが、ラボグロウンダイヤモンドでした。天然の原石がなくてもラボなら研磨できる。インドが本格的にラボダイヤの研磨に参入したことで、一気にマーケットにラボダイヤが流れ込んできました。
要因2:アメリカでの認知とセレブによる拡散

アメリカではすでに、連邦取引委員会(FTC)が「ラボグロウンもダイヤモンドである」と公式に認めていました。天然と同じ成分・同じ輝きを持ちながら価格が大幅に安い。そこにハリウッドセレブたちがラボダイヤを身につけてSNSで発信し始めます。「エシカルジュエリー」としての価値観とも合致し、特にZ世代・ミレニアル世代を中心に一気に人気が広がりました。
現在、アメリカでは婚約指輪の約半分がラボグロウンダイヤモンドに置き換わっています。それほどの規模で普及が進んでいます。
要因3:デビアスの参入と誤算

そしてラボダイヤ人気に決定的な「お墨付き」を与えてしまったのが、ダイヤモンド業界の巨人・デビアス社の動きでした。
デビアスは天然ダイヤモンドの流通を長年コントロールしてきた会社です。その会社が自らラボダイヤを販売し始めたのです。しかも驚くほど安価な価格で。
狙いは「天然とは別物の安価なもの」として位置づけ、天然ダイヤの価値を守ることでした。しかし結果は逆効果でした。「あのデビアスもラボダイヤを売っている」という事実が世界中に広まり、ラボダイヤの信頼性と認知度を一気に高めてしまったのです。
慌てたデビアスは短期間でラボダイヤ販売から撤退。しかし一度広まった認知は止められません。
この3つが重なったことで、世界は変わった。

①インドによる大量供給、②アメリカでの認知とセレブによる拡散、③デビアスによる逆説的な宣伝効果。この3つの要因が同時期に重なったことで、ラボグロウンダイヤモンドは一気に世界のスタンダードへと駆け上がりました。
アメリカの婚約指輪の約半分がラボグロウンになるまでに要した時間は、わずか数年です。日本はまだこの波が来ていませんが、遠くない将来に同じ変化が訪れる可能性が高いと考えています。
NAYAはその変化の先頭に立ち、正しい情報と適正価格でラボグロウンダイヤモンドをお届けしていきます。
憧れが身近な存在に。ラボグロウンダイヤモンドジュエリーは、人生を豊かにします。

