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記事: ラウンドブリリアントカットは、電気の登場で究極の形に進化した。

ラウンドブリリアントカットは、電気の登場で究極の形に進化した。
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ラウンドブリリアントカットは、電気の登場で究極の形に進化した。

電気がない時代、ダイヤモンドは今ほど人気ではなかった。

「ダイヤモンドといえばラウンドブリリアントカット」。今では世界中でそれが当たり前になっています。しかしこのカットが現在の58面体のラウンドブリリアントカットに進化したのは、実はそれほど昔のことではありません。その誕生には、電気の登場が深く関わっています。

電気がない時代、夜を照らすのは蝋燭の灯りだけ

電気が発明される以前、夜の光源は蝋燭や松明でした。蝋燭の炎は赤みがかった温かい光で、青白い光ではありません。この環境下では、無色透明なダイヤモンドよりも色のある宝石の方が美しく映えました。

炎の光を受けて深く輝くルビーの赤、サファイアの青、エメラルドの緑。これらの色石は蝋燭の光でこそ真価を発揮し、当時はダイヤモンドよりもはるかに人気が高く、価値があるとされていました。ダイヤモンドは硬度が高く希少ではあったものの、宝石としての「輝き」という点では、色石に一歩譲る存在でした。

電気の発明が、ダイヤモンドの時代を開いた

19世紀末、エジソンらによって電球が実用化され、白く明るい光が夜を照らすようになりました。この変化がダイヤモンドの歴史を一変させます。

電球の白い光の下では、無色透明なダイヤモンドが持つ「光の屈折と分散」の美しさが最大限に発揮されます。光が当たるたびにギラギラと煌めき、虹色の光を四方八方に放つダイヤモンドの輝きに、人々は夢中になりました。夜でも昼間のように明るくなった世界で、ダイヤモンドは一気にその魅力を解放したのです。

カット技術の進化と、ラウンドブリリアントカットの進化

電気の普及と共に、ダイヤモンドへの需要が急増します。それに伴いカット技術も大幅に向上しました。職人たちは「いかにダイヤモンドを美しく輝かせるか」を追求し、数学的・光学的なアプローチでカットを研究し始めます。

ダイヤモンドには固有の屈折率(2.417)があります。この屈折率に基づき、光がダイヤモンドの内部で全反射して上面から最大限に返ってくるための理想的な角度・比率を計算したのが、1919年にマルセル・トルコフスキーが発表した「アイデアルカット」の理論です。

クラウン角度・パビリオン角度・テーブル比率・全体のプロポーション。これらを数学的に最適化することで、ダイヤモンドが持つ輝き(ブリリアンス)・虹色の光(ファイア)・きらめき(シンチレーション)の全てを最大化できるとされました。

アイデアルカットからエクセレントカットへ

トルコフスキーのアイデアルカット理論は、現代のラウンドブリリアントカットの基礎となっています。現在の鑑定基準では、このアイデアルカットを含む最高水準の仕上がりが「エクセレントカット」として評価されます。IGIなどの鑑定機関でカットグレードの最高位とされるのがこのエクセレントカットで、さらにその中でも特に理想的な比率のものが「アイデアルカット」と呼ばれます。

ラウンドブリリアントカット・エクセレントカットが世界のスタンダードになったのは、決して偶然ではありません。電気の発明、人間の探究心、数学と光学の融合。その結晶が、今あなたの手元で輝くダイヤモンドのカットなのです。

ラボグロウンダイヤモンドだからこそ、理想のカットが実現できる

天然ダイヤモンドは原石の形状に左右されるため、理想的なプロポーションにカットしようとすると歩留まりが悪くなります。一方ラボグロウンダイヤモンドは原石コストが低いため、歩留まりを気にせず理想の比率でカットできます。NAYAではエクセレントカット・IDEALカットの石のみを厳選しています。

憧れが身近な存在に。ラボグロウンダイヤモンドジュエリーは、人生を豊かにします。

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