
なぜラボグロウンダイヤモンドには蛍光性がないのか?
ラボグロウンダイヤモンドの無色透明な石は、蛍光性がNONE。

IGI鑑定書を見ると、「Fluorescence(蛍光性)」という項目があります。NAYAが扱うラボグロウンダイヤモンドの無色透明な石は、ほぼ全てここが「NONE」と記載されています。なぜでしょうか。
蛍光性とは何か?

蛍光性(フルオレッセンス)とは、紫外線(UV)を当てたときにダイヤモンドが発光する性質のことです。自然光や蛍光灯には紫外線が含まれているため、蛍光性の強いダイヤモンドは日常生活でもその影響を受けます。
蛍光性の度合いはNONE(なし)からFAINT(微弱)・MEDIUM(中程度)・STRONG(強い)・VERY STRONG(非常に強い)まで段階があります。色はブルーが最も多く、「ストロングブルー」と表現されるほど強く青白く光る石も存在します。他にもイエロー・オレンジ・ピンクなど様々な色の蛍光が見られます。
天然ダイヤモンドに蛍光性があるのはなぜか

天然ダイヤモンドは地球の地下深くで何百万年もかけて生成される過程で、窒素などの不純物が結晶構造に取り込まれることがあります。この不純物が紫外線に反応して蛍光を発します。天然ダイヤモンドの約25〜30%に何らかの蛍光性があると言われています。
ラボグロウンに蛍光性がない理由

ラボグロウンダイヤモンド、特にCVD(化学気相蒸着法)で生成された無色透明な石は、製造プロセスを精密にコントロールできるため、蛍光性の原因となる不純物が極めて少ない状態で生成できます。結果として、蛍光性がNONEの高純度な結晶になります。
これはType IIaという最高純度の結晶分類とも深く関係しています。不純物が少ないからこそType IIaになり、蛍光性もNONEになる。この2つはセットで考えることができます。
蛍光性はない方が輝く

蛍光性が強いダイヤモンドは、紫外線下でぼんやりとした白濁感が出ることがあります。特にSTRONG以上の蛍光性を持つ石は、屋外や蛍光灯の下で「油っぽい」「ミルキー(乳白色がかった)」印象に見えることがあり、本来の透明感や輝きが損なわれる場合があります。
宝石の世界では一般的に「蛍光性はない方がダイヤモンド本来の輝きを発揮できる」とされています。NONEの石は透明感が高く、光を純粋に反射・屈折するため、キラキラとした鋭い輝きが得られます。
ラボグロウンが蛍光性NONEである意味

NAYAが扱うラボグロウンダイヤモンドの無色透明な石が蛍光性NONEであることは、品質の高さを示すひとつの指標です。不純物が少なく、Type IIaレベルの高純度な結晶だからこそ蛍光性がなく、その分、透明感のあるギラギラとした輝きが実現できます。
鑑定書の「Fluorescence:NONE」という表記は、そのダイヤモンドが純粋で高品質である証明のひとつとして見ていただけると、より深くダイヤモンドを楽しめます。
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